昨日のNo Fur Walk、毛皮反対のデモ行進は代々木公園から渋谷のセンター街を通り抜け、表参道、原宿のルートを総勢267名の方々と声を上げながらのものだった。東京の風、寒かった⛄ 亜岐子さん、満里さん、麻里さん、理絵さん、お疲れ様

 日本における毛皮産業(工場畜産的農場)は戦中から戦後にかけて盛んになり、最盛期には4,000近い毛皮農場があったと言われています。ミンク協会などの業界団体も設立され、1971年にはミンクの毛皮の輸出量が88万頭分(全形のみ)に上りました。ウサギの毛皮を含めると、1975年当時、日本は年間1,600万頭分以上(1,689万3,153頭*)を輸出する一大毛皮大国でした。

しかし、1990年代後半、急速に衰退しました。これは中国での毛皮生産が盛んになった時期と一致します。
2000年以降は農場から逃走したアメリカミンク(ムステラ・ヴィソン:外来種)の野生繁殖による生態系への甚大な被害の実態が明らかになり、2006年、アメリカミンクは外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で特定外来生物に指定されました(飼育が原則不可)。

これを機に北海道の毛皮農場は廃業し、ミンク毛皮の輸出も2006年を最後に途絶えました。
ただし、毛皮農場は新潟県で2箇所が存続していました。
2箇所とも外来生物法に違反し、アメリカミンクを無許可で飼育していたため、2012年、*当団体が環境省へ通報しました。

うち1箇所(「佐藤ミンク飼育場」)は直ちに廃業し、最後の1箇所が存続していました。

 上の文章は毛皮反対デモ行進をオーガナイズされている団体アニマルライツセンターのHPよりの引用です。

 文中*当団体とはNPO法人アニマルライツセンターのことです。

 アメリカミンクを飼って、なんらかの原因でそれらの生き物が逃げ出し、新潟や毛皮工場のある土地にもとよりいる生物を捕って食べてしまいます。それにより生き残り、子孫を残し、さらに日本古来の生態系を壊してゆくのです。今年、やっと最後の毛皮工場が閉鎖になったと聞き、とても安心しました。が、巷にあふれている毛皮の付いたコートやアクセサリーはいったいどこから??

 中国からです。そしてイタチ、タヌキ、キツネだと思って買った品(毛皮)が実は飼われていた犬や猫の毛皮かもしれないのです。。実際多くの飼い犬が中国では誘拐されます。皮を剥がれるために。

 皆さん、お子さんにもきちんと説明し、ファッション業界の罠にはまらないように、導いてあげましょうね♡ 動物には罪はありませんもの!