さすがに師走、もう14日まで走ってしまっている! 今日は満月でありますが、大晦日までは徐々に欠けていきます。 せかせかした日本人がさらにせかせかするこの時期、月の満ち欠けのリズムに沿って、周りを整理整頓していきたい。

 

アフリカゾウの涙

 

 上の絵本はアフリカゾウの涙の出版した実話に基づいて作られた”牙なしゾウのレマ”。もしお読みになりたい方は次回のバーター会場にて貸出いたします。 このアフリカゾウの涙は日本全国の図書館、小学校などにこの本の多くを寄贈している。以下の文このアフリカゾウの涙のFacebookでの投稿。象牙問題のみならず、環境問題、私たちの消費活動について問うている。皆さん、次回バーターでこちらへの支援金を作りましょう!!!

⭐︎クリスマスに向けて消費行動を考えてみる⭐︎

みなさん、年末も近くなり、日本はだいぶ寒くなりましたね。
先日日本に戻り、街中の人々の服装やパリッとした冷たい空気で師走を実感しました。世界的にこの季節、クリスマスやお正月に向けて、新年からの新しい生活や何かと買い物が増える時期ですよね。こんな時こそ、自分で消費するものが地球に影響があるか、一瞬考えてから買う、そんなちょっとした習慣が森や野生動物や人、地球を守ることに繋がるなら始めてみませんか?
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私たちが住む地球は、東京だけではわかりませんが、少し引いてみると目に見えて衰えていっています。アフリカゾウは15分に1頭、サイは8時間に1頭、人の消費が生み出す需要より密猟で殺されています。アフリカ中部にわずかしか残らないマルミミゾウやゴリラは森林伐採で生息域を失い絶滅寸前です。アフリカだけではなく、世界中で人の消費によって野生の動植物が失われており、またその結果地元の人の生活にも影響を及ぼしています。人間の手によって消費されていく地球の自然の背景には複雑な社会問題が絡んでくるので、一言で言うのは難しいですが、科学的には自然の絶滅速度の1000から10000倍の速度で地球の種が現在失われ続けていると分析されています。森林伐採のため、地球の陸面積の30%を覆う森は毎分サッカー場48個分失われています。このままでは100年経たずに地球から森がなくなります。森が減ると共に、私たちが発している二酸化炭素が吸収されなくなり、温暖化が進む、、、皆さんご存知ですよね。北極の氷がどんどん溶けてしまい、沖合の氷の上に残されている一頭のホッキョクグマの映像はみなさん記憶に残っているかと思います。また北極から遠く離れたインド洋に浮かぶモルジブは国土のほとんどが海抜1メートルと低く、海の水位がこのまま上がり続けば2100年には水没してしまうことが懸念されています。環境問題は地域特有ではなく、全てが連鎖しているのです。

洪水や水不足、極度の暑さや寒さ、異常気象は日本でも問題視され、遠い世界だけではなく日本にも関わる問題であることは皆さんも感じ始めているかと思います。日本を拠点に生活していると気付きにくいですが、久々日本に戻ってくると、日本の消費力に圧倒されます。世界1でなくとも経済大国だけあって、日本の生活の中には、衣食住に高い消費力がついてき、それが結果スーパー「便利」な社会を生み出しています。流行りに合わせて買い換えていくことはもちろん、海外と比べると日本ならではの衛生面や丁寧さを表す美しいラッピング、スーパーで肉や魚のパックを更に小分けビニールに入れる、雨が降る度にコンビニで傘を買う、週刊雑誌を片道通勤で読むためだけに買って降りる時に捨てる、昼間のように明るい街中の電飾、などなど生活習慣による何気ない消費がとても高く感じます。日本人は年間216kgの紙を一人当たり消費しているの知っていますか?世界の平均は59kgです。また日本は消費が高いから廃棄も多い。だからこそ、生活習慣の中でちょっとだけ変化が重なれば、全体的に変わっていくと強く思います。

ここでお願いです。12月は是非

GREEN グリーン
RECYCLE リサイクル
ECO FRIENDLY 環境に優しい
ALTERNATIVE MATERIAL 代替材料
COMMUNITY FRIENDLY 人に優しい
FAIR TRADE フェアトレード

などなどをちょっとだけ意識して買い物してみませんか?
これをRESPONSIBLE BUYING 責任ある買い物行動と言います。
その結果、あなたから見えない地球の裏側でゾウやゴリラ、ホッキョクグマなど数知れない野生動物の親子が住まいを失わずに平穏な日々を過ごせるかもしれないです!

HAPPY FESTIVE SEASON!!

アフリカゾウの涙
http://www.taelephants.org/
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