先日パディママと訪れた【多文化アートプラットホーム】、参加アーティストの1人として、福島アニマルシェルターボランティアでの経験を絵や絵本に表現したElieさんの作品は、同じ経験を持った私にとってまぎれもなく真実と愛だった。

飯館村平山ガンマンさん率いる「福光の家」のシェルターにいるワンコ、その目はお散歩に来る人を離さない。 もう震災から4年にもなるのにまだこの子達の飼い主は帰村予定のない方がほとんど。どうして? そして今も延々と続く放射能除去作業・・

この絵を描いたElieさんによる鑑賞会は訪れた方も一緒に参加するユニークな方法が取られた。絵の作品に文が加えられ、一冊の絵本となりその絵本の最後のページに参加者が一枚を描くというもの。

白紙に戻れたら、、、

原発が憎いと思う方も多いと思う。 でももう元には戻らない。 だからこそ未来へのヴィジョンを描く理念、創造性、そしてなにより一歩踏み出る勇気が必要だ。

真ん中はパディママの虹の橋を渡るワンコ。 その美しいはずの七色の虹には一筋の黒い色が!そう、放射能の色であります。 もう私たちには消せないのではないでしょうか!?あの黒い色を。

右は私の詩。 

 

小さな足跡

 

その脚跡が黒い土の中に

どんどん深くたくさん跡を残してゆく

吠えながら、待ちながら、

食事をしながら、明日を待ちながら、、、

 

その足跡は4年を経て、空にも届きそうだ

でもきっと必ずある日、君達に向けられた

ヒトの足跡と共に6つの足跡となって

幸せの星型になるでしょう

生き抜いたそれが証

 

30日まで開催してます!小金井市役所すぐ隣です。忘れないで!福島の子達を!!そして目に見えない黒い光を!!原発の無い日を願ってやみません。