私の親は両方とも東京は下町の生まれで育ちもそうなので田舎というものがない。小学校の夏休みは遊び相手がみな田舎に帰り、地元にいなくなってしまい、寂しい思いをした。それを気遣って2人は良く私を旅行に連れて行ってくれた。私が旅が大好きな由縁。時代は高度成長期、沖縄も返還される前、ドルが使われていた頃。

旅の2日目、ローカル線で修善寺から三島へ。左はじ、三島の町中を流れる清流、桜川。あまりの水のきれいさに立ち止まってうっとりと眺めた。犬が陽を浴びながらおばぁちゃんに連れられて、のんびり散歩していた光景はきっと一生忘れない。 三嶋大社の境内でお守りや熊手の見本が賑やかに飾られていた。お気に入りの「メデ鯛」。 おみくじは大吉、「招き猫」のお守りがついてきた♪ 動物好きにはぴったり! 兎に角晴れていて暑いほど。サングラスが離せなかった。 生まれて初めて降り立った三島。 この町全体は社に守られている感じが強くした。